リバーズ・エンド2
リバーズ・エンド〈2〉slash the heart (電撃文庫)
- 作者: 橋本紡,高野音彦
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2002/05
- メディア: 文庫
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◆ヒロイン昏睡状態につき不在。 少年少女の若さに共感出来ず、そして物語は進まない。
1巻が打ち切り超展開だったのに、続編が出ていたので、気になって1冊50円でシリーズまとめ買いしてしまった。 今は後悔している。
1巻ラストの大惨事のあと、ヒロインは昏睡状態におちいり、そして主人公は実験体8人が集められた「スクール」に入学する。 そこには、やたらと突っかかってくる男子や、勝ち気だが実は傷を抱える女子などがいて、主人公は彼らと徐々に交流を深めていく。
……話、進まねー! 主人公はウダウダしっぱなしだし。 それがリアルなのかもしれないが。
あとがきに、主な読者は十代半ばと書いてあったけど、その位の年齢だと琴線に触れる話なのかなーという気はする。 大人になってみれば笑い話でしかない、でも当時はとても大切だったもの、とか。 つまりは子供は視野が狭いということなんだけど、純粋であるとも言える。 大人の作者が、そんな目線の話を書けるのはすごいとは思う。
ただ、今の私が読んで楽しめる話ではないぜ。*1。
満足度:B−
既刊感想→1
*1:十代半ばの私が読んでも楽しめなさそうだけど。人間関係主体の話は昔から苦手。