W杯組分けで日本はラッキーだったのか

来年ブラジルで開催される2014サッカーW杯。
日本はコロンビア、ギリシャコートジボワールと同組になりました。
これがどのくらいクジ運良かったのか、昨日発表された最新のFIFAランクを元に考えてみましょう。

さて、大前提として知っておいて欲しいのが、
W杯の組分けはポット制であること。
出場する全32チームをあらかじめ8チームずつ4つのポット(壺)にわけておき、
くじ引きでは各ポットから1チームずつ選んで、予選の組をつくります。
これは、強豪国だけ・弱小国だけの組や、同地域の国だけの組ができないようにするためです。
雑に言うと、第1:強豪シード、第2:南米・アフリカ、第3:アジア・北中米、第4:欧州 と分けられました。
日本は第3ポットなので、アジアや北中米とはそもそも当たらないわけですね。

さてさて、各ポット8チームの中で、日本と当たる国がFIFAランク的にどのくらいか見てみましょう。
第1ポットからひいたコロンビアはポット内4番手。
第2ポットのコートジボワールはポット内3番手。
第4ポットのギリシャはポット内3番手。

……あれ? これ、あまりラッキーな組じゃないよね。
なお、第3ポット8チームの中で日本のFIFAランクは6番目。
日本と当たった側から見るとラッキーと言えるでしょう。

ちなみに第3ポット勢でクジ運最悪だったのはオーストラリア(B組)。
第1ポット1番手のスペイン、第2ポット2番手のチリ、第4ポット2番手のオランダ。
うん、これはヒドイ。

逆にラッキーだったのはメキシコ(A組)。
第1ポット8番手、第2ポット8番手、第4ポット5番手をひきました。
わーうらやましいなー(棒)
国名で言うとブラジル、カメルーンクロアチアですが。

……この分析、意味なかったかもしれない。