ボクのセカイをまもるヒト
- 作者: 谷川流,織澤あきふみ
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2005/11
- メディア: 文庫
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◆「ダメなライトノベル」を具現化したかのように面白くない。
作者は、アニメ化もあって大ヒットした『涼宮ハルヒ』シリーズの、谷川流。 私の好きなラノベ作家16位。 100円で購入。
いきなり異世界から美少女が現れて、主人公を守護すると言い出す話。 どっかで聞いたような……。 ヒロインは男言葉で任務に忠実過ぎる剣士。 他に重火器を撃ちまくり主人公を「お兄ちゃん」と呼ぶ幼女型アンドロイドやら、傍若無人過ぎて突っ込む気も失せる姉やらが出てくる。
ストーリーは特にひねりもなく、展開はかなりご都合主義で予定調和的。 一応、何か裏はあるらしいのだが……。 6種類だか異世界があるらしいが、世界観に深みはない。 主人公が守護され、敵から狙われる理由は2巻以降に続いた。
弱気で危機感のない主人公は気に入らないし、ヒロインたちもどこかテンプレート的で、魅力が感じられなかった。
面白いところがない。
満足度:C+