アルシャードガイア リプレイ 希望へのコンタクト
アルシャードガイア リプレイ 希望へのコンタクト (ファミ通文庫)
- 作者: 矢野俊策,F.E.A.R.,ぽぽるちゃ
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2008/05/30
- メディア: 文庫
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◆キャラの立った現代魔法リプレイ。イラストとゲームバランスにも注目。
GMは厳しい戦闘に定評のある矢野俊作(クレバー矢野)。PLは、
- アルシャードガイアの文庫リプレイ第1作、『明日へのプロファイル』(著:矢野俊作)の主人公・宮沢茉莉。(プレイヤー:しのとうこ)
- 第3作『神薙ぐ御剣』(著:菊池たけし)に出てきた茉莉の兄・宮沢竜一郎。(プレイヤー:井上純弌)
- さらに今回初登場、小太鼓を持ち、魔法を信じない宮沢家長男・宮沢虎吾郎。(プレイヤー:菊池たけし)
- ニンジャの11歳少女、一人称は「それがし」服部雷火。(プレイヤー:遠藤卓司)
いやー、まさかこんな濃い兄(井上純弌と菊池たけしだぜ?)が二人も出来てしまうとは。 しのさん、可哀相に……*1。
しかし菊池たけしはプレイヤーに回っても笑わせてくれる。 井上さんとのボケ合いも面白かったし、何より2話目プロローグでのあのイラストには度肝を抜かれた。 (イラストレーターの)ぽぽるちゃさん、グッジョブ。 ついでに雷火のデザインが私好みで(成長版も含めて)、ぽぽるちゃさん、重ねてグッジョブ。
ストーリーはまあまあ。 そして、戦闘のバランスがいつもながらギリギリ過ぎる。 ついにはプレイヤーにもこう言われるほどだ。
茉莉: あの、最悪強行突破してもいいけど……?
雷火: (考えてから)やめましょう。GMは矢野くんです 。10レベル越えのシナリオで、この男が弱い敵なんか出すはずがない。
緊張感のある戦闘は見習いたいけど、うかつには真似できないな……。
満足度:A−
*1:後書きによると、「しのさんは始終笑いっぱなしで、"笑いすぎてツッコミが入れられない"という状況に陥り、非常に大変そうでした、とのこと。さもありなん。