ナイトウィザードThe 2nd Editionリプレイ 愛はさだめ さだめは死


暴走・爆走プレイヤーとして名高い、田中天による最新TRPGリプレイ。 システムは、最近第2版が発売されたナイトウィザード。 ジャンルを一言で言えば、現代でライトファンタジー、だろうか。


天さん、GMだと、切ない系の良いシナリオ作るんだなあ…… プレイヤーでのはっちゃけッぷりからはなかなか想像できない。 ところどころは(2話目の今回予告とか)相変わらずだけど。 プレイヤーもベテラン揃い(かわたな、きくたけ、クレバー矢野など)で、みんな上手い。 カッコイイ台詞がすらすら出てくるし(これはGMも)、プレイヤー側からのシーンの作り方が素晴らしい。 あと、きくたけさんのGM乗っ取りには笑った。 面白いリプレイでした。


しかしゲームとしての面白さは良くわからなかった。 戦闘のカウント制はちょっとやってみたいけれど、戦闘自体は2ndになって少し地味になった印象を受けた。《幻想舞踏》《幻想舞踏》言ってた、昔の(1st時代の)リプレイの方が面白そうにも思えるけど、GMもプレイヤーも違うので比較は難しいか。


余談だけれど、タイトルの「愛はさだめ さだめは死」は、元は古典SFの名作のタイトルだそうだ。 昔ブレイド・オブ・アルカナのルールブックにも、そのフレーズが載っていて、興味を引かれたことがある。 で、その古典SFを大分前に買ってはみたのだけれど、まだ読んでいない。 さて、家のどこにあるのやら……(いつもこれだ)



満足度:B+