インドでわしも考えた

インドでわしも考えた (集英社文庫)

インドでわしも考えた (集英社文庫)


椎名誠のエッセイを片っ端から100円で買ってきて、
読むことにハマっていた時期があった。
これはその頃に買ったんだと思うが、まだ読んでいなかった。


大抵エッセイなんて毒にも薬にもならないものだが、この本もそう。
椎名誠がインドに行って来て、見たもの聞いたものを書き連ねてあるだけだ。
もちろん作者が椎名誠からして、真面目な話にはならない。
章タイトルにしてからが、

  • はたしてインド人は空中三メートルを浮揚するか
  • ボンベイふらふら出たとこ勝負
  • サリーの秘密はインドの秘密なのだ


こんなんである。
神秘もあるけれど、それよりなにより、インドはエネルギッシュだった、という一冊。


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