カーニバル・ナイト


妖精作戦シリーズ』第3巻。
今冷静になって考えると、なぜ2巻にあれほどの高評価をつけた*1のか自分でもわからないな。
さて、3,4巻はあっさりBOOKOFF100円で見つかったのだけれど、
あれ、このシリーズ、Amazonプレミアついてる?
謎だけど・・・・・・なんとなく処分しにくくなったなあ。


2巻のハチャメチャ展開が嘘のように、1巻のSF+アクション展開に戻った。
ほんと2巻のあれはなんだったんだ。
3巻では、敵組織のエージェントが無口な転校生として出てきて、ちょっと『イリヤの空、UFOの夏』に似てきた。乱暴な幼馴染(?)がいる所も。
でも雰囲気はずいぶん違う。アクションが派手で、感情描写は薄い。
バイクや戦車の型番が飛び交い(全然わからん)、
登場人物はみな積極的で、高校生が戦車にだって立ち向かう。
現代の冷めた風潮と随分違うのは、時代なのかな。発表は20年前。
相変わらず死ぬことへの危機感がないのはマイナス。
まあ、それなりに続きは気になるけれど、特に面白いわけではなかった。


満足度:

*1:2巻『ハレーション・ゴースト』には、A−をつけました。