銃姫１

銃姫〈1〉Gun Princess The Majesty (MF文庫J)

うん、久しぶりに好きなタイプの表紙絵だ。

買ったのは１年以上前。そのまま積んでたんだけど･････
何でもっと早く読まなかったんだ！
というくらい面白かった。

銃なしでは魔法が発動できない世界。
秘めた力を持った、魔銃使いの少年（平和主義寄り）と、その過保護な姉、
そして祖国を滅ぼした者への復讐を誓う、魔銃使いの少女の３人旅。
銃で魔法を撃つという設定も格好良いし、色々と良い場面を演出している。
そして、甘くない背景と物語。綺麗事だけでは生きていけない世界だからこそ、
恨みとか慈愛といった登場人物の感情が意味を持ち、
ストーリーが真に迫って感じられた。

なぜか、少女がやたら胸の大きさにこだわったりするのは、
正直言って余計だと思うけど（作者女性なのに）、
シリアスパートは誤字を除けば文句なし。
読む本が沢山あるから先になってしまうかもしれないけど、
覚えておいて２巻以降も必ず読もう。

満足度：Ａ−