ネコソギラジカル(3冊)
- 作者: 西尾維新,take
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/02/08
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ネコソギラジカル (中) 赤き征裁VS.橙なる種 (講談社ノベルス)
- 作者: 西尾維新,take
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/06/07
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ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)
- 作者: 西尾維新,take
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/11/08
- メディア: 新書
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戯言シリーズ完結編3部作。発売直後に読んだけどもう一度読み返してみた。
1巻の『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)』は、キャラクター小説の皮をかぶった本格(的)ミステリ。2巻、『クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社ノベルス)』、これがシリーズ最高傑作だと思う。これも広義のミステリと言って良いかな。
3巻辺りから異能力バトルが始まり、これ以降ミステリは味付け程度に。4巻は上下巻の割にあまり印象に残っておらず、5巻は個人的には衝撃でした。ネタばれなので言えませんが。あと異能力バトルやり過ぎ。
さてそこで、完結編であるこの6巻は3部作となっているわけですが、ついにミステリ要素が全くなくなりました。凝った言葉遣い、文体と、変なキャラクターで延々引っ張っているという、どこからどうみてもライトノベルになってます。面白いけど。エンディングは賛否両論あるでしょうが、そして伏線もかなり解消されてませんが、まあ、大団円です。それなりに納得できる出来でした。
魅力的なキャラクターをガンガン出して、ガンガン殺してきたシリーズでした。
せっかくだから好きなキャラBEST5とか書いてみよう。
どーよ。見事に女性ばっか。主人公のハーレムぶりがうかがえる結果だなあ。まあ何人か死んでますけどね。
満足度:B+