悪魔のミカタ 10 (電撃文庫)

悪魔のミカタ・堂島コウと、「みーくる」のメンバー、そして舞原家の面々はそれぞれ、来たるべき次の戦いに備えていた。コウは舞原イハナと向き合い、イハナは仮説「キングダム」の提唱者との会談に参加する。ジィ・ニーは折れた愛刀を携えて師匠の下を訪れ、小鳥梨恕宇は真嶋綾と妙な雰囲気に――?


既にジャンル不明、『悪魔のミカタ』シリーズ第10弾。短編集です。内容は、現在の状況と人間関係の整理と、次巻への引き。いくつか良いシーンはありましたが、全体にはあまり面白くありませんでした。この巻については、ギャグとシリアスのバランスが取れていない印象もあります。あと同性に惹かれるキャラクターが多すぎ。面白かったりそうでなかったり、波の激しいシリーズです(4、5、9巻はかなり好きでした)。次巻からはまた本線の話が始まりそうなので、そちらに期待。


満足度: