タクティカル・ジャッジメント 2


舞台は予備審問として陪審制が導入された(架空の)日本の法廷。
主人公は依頼人を無罪にするためなら手段を選ばない辣腕弁護士、山鹿善行。
常に逆転無罪を勝ち取り、連勝記録を更新中。
……今度の事件は宝石泥棒。
(窃盗事件は地味だから)いやいやながら弁護を引き受けた善行だったが、
それは、さらなる大きな事件と、さらなる無茶な詭弁(による法廷戦術)の幕開けにすぎなかった――


ライトノベル逆転裁判」という説明が必要十分なこのシリーズの第二弾。
いや私は逆転裁判をプレイしたことないんですけど。
とにかく机を叩き、詭弁を弄し、あの手この手で依頼人の無罪を勝ち取る話です。
依頼人は実際無罪ですのでその点だけは良心的)
1巻では登場人物がみんな子供じみていて、挑発に乗る馬鹿ばかりでしたが、
その点はこの2巻で多少改善されています。といっても犯人はかなり馬鹿ですが。
逆転裁判を好きな人が、軽く暇つぶしに読むには丁度いいんじゃないでしょうか。


満足度:


明日からしばらくこのシリーズの感想が続きます。