将棋大賞

 
さて、栄えある2011年度の最優秀棋士は……ダララララ(ドラムロール)

羽生善治さんです!

ま た お 前 か*1


まあ、タイトルこそ7つのうち2つだけだったものの、
最多対局、最多勝JT日本シリーズ優勝、朝日オープン優勝、NHK杯優勝、
ついでにNHK杯決勝放映日にチェスの大会で優勝*2
などなど、数々の実績を考えれば今年も文句なしの受賞でしょう。
ちなみに5年連続19回目の最優秀棋士です。


個人的に嬉しかったのは、佐藤康光さんの升田賞受賞(二回目)。
升田賞は、斬新な戦法や、驚きの妙手に与えられる賞です。
通常、受賞理由には「横歩取り8五飛戦法」や「一手損角換わり戦法」のように、
具体的な戦法名が上がるのですが、今回の受賞理由は――

王将戦第1局の▲5七玉や△3二飛戦法における4手目△4二銀などの
一連の佐藤将棋に対して

こっちはこっちで伝説級です。

*1:これは賞賛の言葉である。

*2:嘘のような本当の話。「好きなのはチェス、苦手なのは将棋」という名言もある。