バッテリー レディ・ガンナー

昨年5月の引越しの時、積んでる本のあまりの多さに絶望し、
減らすことを心に誓ったものの、やっぱり減ってない。

そんなに面白くなさそうな100円本なんて、
読まずに捨てればいいのだけど、それができれば苦労はないのである。

最近では、いまさら『バッテリー』を読んだりした。
特に面白みのない普通の話だった。B−
しかし、勉強に集中させるために、親が無理やり子供のスポーツを辞めさせる、とかって、
特に一昔前の小説だとありがちっぽいけど、現実世界でもそんなに多いんかな。
主人公たち、まだ中学生になるとこなんだけど、「野球は小学生まで」とか言われてる。
私にとっては剣と魔法の世界よりファンタジーだよ。

あと『レディ・ガンナーの大追跡』を読んだ。
作者は私も大好きな『デルフィニア戦記』を書いた人。
でもこれは「良い人」と「悪い人」の区別が露骨すぎて、いまいち好きになれなかった。B−
あれ、でも『デルフィニア』もそんなとこあったかな。
「良い人」側がみんな特殊能力持ちで、まったく危機が感じられないのが問題?
単に、メインのキャラクターがあまり魅力的でなく応援する気になれない、
というだけかもしれない。

バッテリー (角川文庫)

バッテリー (角川文庫)