46番目の密室 (講談社文庫)

46番目の密室 (講談社文庫)

46番目の密室 (講談社文庫)

有栖川有栖による新本格推理小説。タイトルどおり、密室内で起きた殺人事件が主題。被害者は、今までに45の密室トリックを発表してきた、ミステリー作家の大御所である。そしてこの密室は、被害者自身の考え出した、46番目の密室トリックを使って作られたものなのかもしれない――!?

ミステリーも読んでみよう第3段続き。前作『マジックミラー』よりは面白かったです。かなり『金田一少年』っぽいトリックですが((もちろん『金田一少年』が後発。多分この辺りの作品を参考にしていたんだろう))、まあちゃんと謎解きもしているし、悪くはない、かな。


満足度: