バトル・オブ・CA 1


惑星ニュー・オリエント生まれの地球系17歳、コンラッド・ティエンは、
祖母のホテルを継ぐつもりだった。しかしホテルはあっさり取り壊し決定。
その時、傷心の彼の目に飛び込んできたのは、
地球初の豪華宇宙客船、「カソリック号」航行のニュース。
それは、かつて祖母のホテルに泊まりに来た、一人の老科学者の夢だった。
お祝いを言いに(家出して)地球にかけつけたティエンは、
ひょんなことから、カソリック号のCA*1に採用される。
そこで彼を待っていたのは、あまりに個性的な女性陣と、そして戦いの日々だった――!?


CAに求められる仕事は大きく分けて四つ。
1.乗客の世話
2.船室のメンテナンス
3.入国審査手続き
4.外敵の排除


老科学者の遺した想いや、乗務員の船への愛着など、良い話も挟みつつ、
最後は予想外になかなか熱い展開に。面白かったです。
キャラクターはかなり個性豊か(そもそも出身星・種族が違う)。
ほとんど女性ばかりで、なんとなくセンスの古さを感じる気もしますが。
あと、ダウナー系のヒロイン・イゾルデの決め台詞、
「基本です」は応用性高そうで良いですね。


満足度:B+