アリソン II


空軍の飛行機乗りアリソンと学生ヴィルは幼馴染。
冬期休暇中、ヴィルはアリソンに薦められてイクス王国への研修旅行へ参加する。
そこで思わぬ(?)再会を果たした二人は、王国を二人で観光するうちに
雪に囲まれた谷の奥にある村を訪れるが、村で出されたお茶の中には眠り薬が――


昨日紹介した『アリソン』の続編。
前巻が完全に一巻で完結しているので、どういう話になるのかと心配しましたが、
この巻もとても面白かったです。


アリソンとヴィルの幼馴染らしいやり取りがやはり良いです。

「分かった。ところで……」
「ん?」
「アリソン。車の免許、持ってるの?」
「……“それは、軍事機密です”」
「持ってないんだ」
「なんで分かったの?」
「……慎重にね」
「了解」


物語的にも良い話で、最後はきちんと盛り上がり、満足のラスト。
面白かったです。お勧め。


それにしてもアリソン良いですね。
ライトノベル読んでてヒロインを可愛いと思ったのは久しぶりです。


満足度: